今日は、いのちを織る会の美谷島邦子様、ノンフィクション作家の柳田邦男様、絵本作家のいせひでこ様による「いのちの授業 大切なものは目に見えない」が行われました。
演題の文字は、子どもたちが一文字ずつ心を込めて書きました。
会場には、4年生が作った鯉のぼりや風車、折り鶴が飾られました。
美谷島様の講演では、お子さんであるけんちゃんが遭われた飛行機事故のことや事故後のご自身のことを通して、自分の命や周りの人の命の大切さについてや、悲しみは人に伝えて人とつながっていくことが大切であるということを伝えていただきました。
絵本「けんちゃんのもみの木」の絵を描かれたいせ様からは、この絵本のけんちゃんの命をどのようにして描いたのかというお話をしていただきました。
柳田様からは、本を読んだらいろいろなことを想像してほしいというお話がありました。想像すると生きたけんちゃんに近づけるのです。
子どもたちからは、「いのちの授業を通して、命の大切さを知りました。」「美谷島さんの気持ちに寄り添えたらいいなと思いました。」などの感想が聞かれました。
講演会後には、絵本の贈呈がありました。
お家でも「けんちゃんのもみの木」をゆっくり読んでいろいろ想像して、家族で命について考えてもらえたらと思います。